ホッキョクグマの王国
北極点まで、たった1,200㎞の距離にある地球の最北の果てにある諸島。オスロから数時間のフライトで簡単にアクセスができる北極です。屹立する岩山や巨大な氷河など、迫力ある極北の大自然と出会う事が出来ます。約3,000頭のホッキョクグマが生息しており、『北極の王』との遭遇のチャンスも。セイウチ、ホッキョクギツネ、クジラ、トナカイなども野生のままの姿を見せてくれます。アンデルセン童話『雪の女王』では、雪の女王の宮殿のある場所とされています。
スヴァルバール諸島周辺には、3,000頭ものホッキョクグマが生息しています。体長2-2.5m、体重200-500kgにもなります。海上を移動して生活する海洋性哺乳類のため、いつどこで出会えるかは運次第。人間の生活区域外のスヴァルバール諸島北部、東部、南部で多く見られます。
スヴァルバール諸島周辺には、2,000頭ものセイウチが生息しています。体長2.5-3m,体重500-800kgにもなります。巨大な体格と長い牙が特徴です。メスとこども、競争に勝ち残った一頭のオスの群れが氷山や海岸で集団生活を送っています。モフェン島、スピッツベルゲン島北部、スヴァルバール諸島東部で多く見られます。
足の短いスヴァルバールトナカイ、すばしっこいホッキョクギツネ、のんびり寝そべるアザラシ、悠々と泳ぐクジラ、数百万もの海鳥など、極北の島には短い夏の間に命を生き抜く野生動物が生息しています。不毛の大地に小さな花を咲かせる北極植物の儚げな姿も見ることが出来ます。
氷に覆われたスヴァルバール諸島(スピッツベルゲン)。巨大な氷河の入り口が幅数キロ、高さ数十メートルの高さで聳えています。
スピッツベルゲンは1596年、オランダ人探検家ウィリアム・バレンツにより発見されました。クジラがたくさん生息していることから、多くの鯨猟師がこの地を訪れました。鯨漁を行い鯨油を取るためです。電気のない時代には灯油、ろうそくの材料や潤滑油など多様な用途があり、貴重な資源でした。鯨油鍋や鯨猟師の小屋、墓など、歴史的な遺物が残されており、過去の歴史の一ページを垣間見ることが出来ます。
スヴァルバール諸島の玄関口であり、行政・産業の中心地。北極に生息する動物について学ぶことが出来る自然博物館や、地元アーティストの作品に触れることが出来るギャラリーがあります。ホッキョクグマグッズが充実している土産物店やスーパーマーケットでは、極北地のお土産を探すことが可能です。
現在も稼動中のロシア炭鉱がある街。街中には旧ソ連の雰囲気溢れる壁画やモニュメントが点在しており、ロシア人の街であることを実感できます。クジラ漁の歴史や珍しい鉱石を展示しているポモール博物館があります。ロシア人ダンサーによるショーも人気。 約1.5m/10kgもの大きさにもなるタラバガニが獲れる街としても有名。冬季には雪と氷で出来た幻想的な”スノーホテル”がオープンします。
最もスピッツベルゲンらしい風景ともいえる場所。ギザギザの山頂が続き、その間を氷河が海に流れ込む北極の絶景が印象的。17世紀には捕鯨の拠点として栄えたため、漁師の墓など痕跡が残されています。美しいビーチでは、泳ぐことも可能です。
スピッツベルゲン島の北部にある巨大な氷河。青白く輝く巨大な氷河の前面が海に迫り出し、迫力ある景観を作り出しています。ゴムボートで氷河の近くまで近づき、その迫力ある姿を目の当たりにします。氷河が音をたてて崩れ落ちる瞬間に出会えるかもしれません。
ホッキョクグマの王国スピッツベルゲン。北極グマ、セイウチ、トナカイ、氷河の絶景など野生動物と巨大な氷河と荒々しいフィヨルドが印象的な北極の絶景と出会うことが出来ます。ノルウェーのオスロからゲートウェイの都市ロングヤービーエンまで、航空機で約3時間乗れば、北極を訪れる事が可能。どなたでもヨーロッパに出かける感覚で北極へお出かけください。
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