素晴らしい風景に出会ったときは、是非その感動を形に残したい!旅の思い出を残しましょう。一眼レフカメラがベストですが、重いし使い方も分からない・・・というのも本音のところ。コンパクト・デジタルカメラでも満足できる写真撮影は可能です。なるべく機能の良いカメラを選んで、撮影に臨みましょう。
カメラ、三脚が必要です。一眼レフ・ミラーレス一眼・カメラがベストですが、コンパクトデジタルカメラでも機能次第でオーロラ撮影が可能です。最新型のスマートフォンは、オーロラ撮影ができる機種もあります。暗闇の中で作業をするため懐中電灯があると、手元を確認できるので便利。三脚は手振れ防止のため必要で、足の長さが1.2m以上あるタイプが使いやすいです。ここでは初心者向けのコンパクトデジタルカメラによる撮影をご案内します。
マニュアルモードに設定しましょう。Mというダイヤルに合わせます。 マニュアルモードがない場合、星空/夜景/花火モードで撮影可能な場合もあります。
ISO感度を800-1600に設定します。
絞り(F値)は解放に設定します。(最小値/2.8-3.3など)露出補正(EV)は最大値に設定します。(+2など)
シャッタースピードは8~15秒程度。オーロラの強さやその時の状況に合わせて、撮影時に調整しましょう。
予備のメモリーカード、バッテリーも準備しておきましょう。(寒さでバッテリーの減少が早まるため)。オーロラ撮影後に船内に戻る際、気温差による結露が発生し、カメラ故障の原因となります。カメラを厚手のタオルやビニール袋で包んで結露を防ぐとよいでしょう。
野生動物は望遠レンズを使用して撮影するため、一眼レフ、ミラーレス一眼カメラがおすすめです。高速連射ができて、望遠レンズの機能が良ければ良いほどダイナミックな写真が撮影できます。コンパクトデジタルカメラは望遠機能が弱いため、あまり良い写真を撮ることはできません。レンズは焦点距離が80mm~300㎜のもの、小さい鳥などを撮影したい場合は400mmくらいあった方がよいでしょう。少なくても20~30倍以上の望遠レンズを配備したタイプをおすすめします。