ガラパゴス諸島、古代の歴史と南米ハイライト(13泊14日)

ダーウィンの進化論にインスピレーションを与え、独自の生物学的多様性を持ち続ける奇跡の島、ガラパゴス諸島を堪能した後は、風光明媚な南米西海岸を巡る探検クルーズに出かけましょう。ペルーとチリの魅力的な建築物、美しいビーチ、考古学的な謎に満ちた都市、ユネスコの世界遺産に指定された遺跡を観光しながら、現代都市と歴史ある古代文明の違いと共通点を発見してください。

毎日がハイライトの連続、南米大陸太平洋沿岸の見どころを全て網羅した決定版とも言えるコースです。

ダーウィンの進化論にインスピレーションを与え、独自の生物学的多様性を持ち続ける奇跡の島、ガラパゴス諸島を堪能した後は、風光明媚な南米西海岸を巡る探検クルーズに出かけましょう。ペルーとチリの魅力的な建築物、美しいビーチ、考古学的な謎に満ちた都市、ユネスコの世界遺産に指定された遺跡を観光しながら、現代都市と歴史ある古代文明の違いと共通点を発見してください。

対象
ひとり旅 大人の旅 野生動物 冒険 絶景 ハネムーン
クルーズ日数
13泊14日
使用する船
FR フラム , RA ロアールアムンセン , MS フリチョフナンセン
出発日

2023年09月30日 (フラム)

2023年10月04日 (アムンセン)

2023年10月14日 (ナンセン)

おすすめポイント

©Camille Seaman
©Christopher Cepeda
©Andrea Klaussner
  1. エクアドルのキトでは、珍しい赤道体験。18世紀に緯度0度を定めた測地線ミッションを記念し建てられた「世界の中心の赤道記念碑」の前で北、南半球の両方に足をつけて記念撮影!
  2. たっぷり3泊4日のガラパゴス諸島観光。地球が育んだ奇跡の島々では、6つある島の中から2つの島を訪れる予定で、毎日決められた1つの島をじっくりボートで観光します。
  3. 世界遺産に登録された魅力的で個性的な訪問地を効率的に巡ります。
    全てを一度に訪問するには体力も時間も必要ですが、陸海空の移動を組み合わせた効率的な旅程で無理なく観光します。

日程

1日目 キト エクアドルの首都であり、最も人口の多い都市、キトから探検クルーズが始まります。アンデス山脈のピチンチャ火山の東側に位置し、標高2,850メートルと首都としては世界で2番目に高い場所にあります。また、赤道に最も近い首都でもあり、スペイン語に訳すともちろんエクアドール=赤道です。キトは元々、キトゥ族によって最初の千年紀に定住がはじまり、最終的にはインカ帝国に統合されました。そして1534年にスペインの征服者セバスチャン・デ・ベナルカサルによって再興されました。

歴史地区を散策すると、石畳の狭い通りに、見事に修復された当時の建物やコロニアル時代の教会が並んでいるのを見ることができます。キトの歴史地区は、アメリカ大陸で最も大きく変化の少ない、保存状態のよい歴史地区と言われている理由がわかるはずです。1978年にユネスコの世界遺産に登録されたのも、そのような理由からです。最初の夜は、中心部に位置するホテルでお過ごしください。
船中泊
2日目 キト 朝食の後、魅力的なコロニアル地区の観光へご案内します。サンフランシスコ広場から始まり、フランシスコ会の聖歌隊やパティオを見学します。その後、金箔の内装が美しいイエズス会教会「ラ・コンパニア」まで美しい街並みを散策しましょう。

エクアドルの旅は、片足を北半球に、もう片足を南半球に置いた写真を撮らずには語れないでしょう。キトの北8.3マイル(13.5km)に位置し、18世紀に緯度0を定めた測地線ミッションを記念して建てられた「世界の中心の赤道記念碑」へバスで向かいます。時間によっては、この小さな村の周辺を訪れることができます。また、インティニャン博物館では、古代文化の世界観、習慣、伝統を学ぶことができ、訪れる人々を古代の魅力へ引き込みます。エコロジーと科学的発見の観点からも興味深い博物館です。

昼食は、プルラフア火山を見下ろすレストラン「エル・クレーター」でお召し上がりください。 午後、キトのホテルへ戻ります。

夕食はホテルでご用意しますので、その後はご自由にお過ごしください。
キト泊
3日目 キト
バルトラ島
サンタクルス島
ホテルで朝食後、ガラパゴス諸島行きのフライトのためキト空港へ向かいます(グアヤキル経由)。 ガラパゴス諸島のバルトラ空港に到着後、現地係員とイタバカ海峡に移動し、小型フェリーでサンタクルス島へ向かいます。

野生の風景と多くの種類の動植物に囲まれた郊外の農業地帯を移動します。運が良ければ、ダーウィンの進化論のインスピレーションとなった有名なフィンチの仲間に出会えるかもしれません。ハイランドはゾウガメの生息地として、島で最も適した場所のひとつです。ゾウガメは草や葉を食べながらのんびりと歩き、雨でできた小さな泥のプールでのんびりしています。若いカメは小さく甲羅もつやつやとしていますが、大きく成長したカメは野生で100年以上生きているため、甲羅が風化して擦り切れているのが特徴的です。ハイランドでのランチをお楽しみください。

プエルトアヨラのホテルでくつろいだ後、近くのチャールズ・ダーウィン研究所まで歩きます。この研究所には、ガラパゴス諸島の歴史と発展、そしてこの自然遺産に施された様々な保護についての教育的展示が充実した博物館が併設されています。また、ガラパゴス諸島に生息するほとんどの種が1つの場所に集められている唯一の研究所であり、在来種のゾウガメを観察することができます。

午後は、絵のように美しいプエルトアヨラを散策し、地元の美術品や工芸品の店を訪れます。また、トルトゥーガ湾まで少し歩いて、マングローブの間にウミイグアナ、カニ、ホワイトチップリーフシャークを探しに行くこともできます。夕食はホテル内のレストランでお召し上がりください。
サンタクルス島泊
6日目 バルトラ島
リマ
ホテルで朝食をとった後、ガラパゴス諸島に別れを告げバルトラ空港からエクアドル最大の都市グアヤキルへ。さらにグアヤキルから一路リマへ。現地ガイドが市内のホテルへご案内します。夕食はホテルでお召し上がりください。
リマ泊
7日目 リマ
カヤオ
古より「王の街」として知られていた歴史的都市リマでぐっすり眠った後は、ホテルでの朝食で目を覚まします。チェックアウト後は、リマの半日観光ツアーに出かけましょう。サン・マルティン広場、マヨール広場、政府宮殿、サント・ドミンゴ修道院など、リマで最も保存状態の良いコロニアル様式の建物を見学します。その後、ラルコ博物館に立ち寄り、ペルーの古代美術の概要を学びましょう。

昼食は、ペルーの典型的なレストランでお召し上がりください。 ツアーはカヤオの波止場で終了し、エクスペディションシップがお待ちしています。

乗船後はチェックインを済ませ、重要な避難訓練を受けた後はキャビンへ移動、その後は船内の探検に出かけましょう。船長、クルー、探検隊とウェルカムディナーで挨拶し、これから始まる冒険のために乾杯しましょう。エクスペディション・リーダーとホテル・マネージャーによるブリーフィングで一日が終わったら、エクスプローラー・ラウンジやバーで他のお客様と一緒にドリンクをお楽しみください。
船中泊
8日目 パラカス 半島のちょうど後ろ、湾岸沿いに位置するパラカスは、黒砂糖の崖とビーチに囲まれた静かな小さなリゾートタウンです。「エル・チャコ」の愛称で親しまれるこの町には、海岸沿いや大通りにレストランが並び、シーフードのフライやサルサ・クリオージャとユカの根を添えた「ハレア」に舌鼓を打つことができる場所です。また、ペヘリーとして知られるペルーの銀鱗魚もこの地域の名物で、この地域の有名な蒸留所で作られるブドウのブランデー、ピスコを片手に味わう料理は最高ですが、ピスコはかなり強いお酒なのでご注意を。

パラカス港の反対側には、紀元前200年頃に作られたと思われる、燭台の形をした不思議な地形図があります。これは、オプショナルツアーで南へ少し行ったところにあるピスコ渓谷の有名なナスカの地上絵と関係があるかもしれません。ナスカの地上絵は燭台より古いかもしれませんが、今でも新しいものが発見されており、その起源については地球外生命体が描いたかどうか、さまざまな説があります。

また、ガラパゴス諸島の中でもマイナーな存在とされるバレスタス諸島のボートツアーにも参加することができます。フンボルトペンギン、ウミガメ、カツオドリ、ペリカン、アシカ、イルカ、インカアジサシ、ザトウクジラなど、さまざまな野生動物が生息しています。また、近くにはパラカス国立保護区があり、砂漠と海の生態系が混在する珍しい地域です。火星のような黄色い砂丘と赤い砂浜には、100を超えるパラカス文化の遺跡があり、アンデスコンドルやチリフラミンゴなどの鳥たちが、別世界のような景色を楽しんでいます。
船中泊
9日目 洋上航海日 展望デッキやラウンジで美しい景色を眺めながら、穏やかな船旅をお楽しみください。
サイエンス・センターでは、エクスペディション・チームによるレクチャーを開催しています。コロンブス以前の歴史、周辺の山々や島々の地質、地域社会の民俗学など、さまざまなトピックを取り上げています。しかし、レクチャーは屋内だけではありません。船上で海鳥が飛来するチャンスがあれば、エクスペディション・チームがデッキで海鳥を見つける手助けをしてくれるかもしれません。また、船内には専属のカメラマンがおり、旅の写真を撮ってくれるだけでなく、探検写真の基本的な撮り方についても教えてくれるでしょう。
船中泊
10日目 アリカ 海沿いの都市としては珍しく、アリカは常に砂漠気候に覆われており、世界で最も乾燥した都市のひとつに数えられています。そのため、1年中ほぼ毎日太陽の光が降り注ぎ、住民は「アリカは永遠に続く春を楽しんでいる」と誇らしげに語っています。ビーチは日光浴をする人やサーファーに人気があり、高い砂浜のエルモーロの崖からの眺めは素晴らしく、頂上ではためくチリ国旗まで15分かけて歩く価値があります。

また、サンマルコス大聖堂はパリの有名なギュスターヴ・エッフェルが設計し、1876年に落成したもので、観光客に人気のスポットとなっています。5月21日通りやボログネシ通りは歩行者天国で、飲食店や工芸品の屋台が立ち並ぶ活気あるエリアです。サン・ミゲル・デ・アサパ考古学博物館では、チンチョーロ文化の遺物や、エジプトよりも古いミイラの展示に驚かされます。街の南側には、より険しいプラヤ・コラソネス(Playa Corazones)やアンソタ洞窟(Caves of Anzota)があり、トレッキングを楽しむことができます。
船中泊
11日目 イキケ ヤシの木と遊歩道のある、太平洋に面したパラダイスへ、ようこそ。チリ有数の海辺の街イキケは、一年中にぎやかな街です。免税店のゾフリ・モールには買い物客が押し寄せ、海事愛好家は太平洋戦争で活躍したコルベット「ラ・エスメラルダ」の見学に心弾むことでしょう。アタカマ砂漠にあるハンバーストーンの塩硝石採掘場はユネスコの世界遺産に登録されており、その歴史を散策しながら知ることができます。

イキケに戻ったら、プラヤ・カバンチャの砂浜の隣にあるラ・コステネーラの遊歩道を歩いて、街のスカイラインとパラセイリングやサーフィンでにぎわう風景を堪能しましょう。バケダノ通りには19世紀のジョージア王朝時代の建築物が残り、町の中心にはアストアカ宮殿とフォトジェニックな時計台もあります。また、シックなカフェも多く、地元のコーヒー文化に触れたり、伝統的なクリーミーマンゴーサワーを味わったりすることができます。メルカド周辺にはチャイナタウンがあり、ペルーと中国の風味を融合させたユニークなチファ料理が生み出されています。シーフード料理はもちろんのこと、薄い生地をフライにしフルーティーなキャラメルを混ぜたデザート、チャンベキもぜひ試してみたいものです。
船中泊
12日目 洋上航海日 クルーズも終盤に差し掛かり、冒険クルーズもあと数日で終了です。あるいは、帰国後の日常生活に備えて、ジムで数時間過ごすのもいいかもしれません。船内ではまだまだレジャーを楽しむことができます。エクスペディション・チームがあなたの冒険のハイライトを振り返ります。お好きな方は、アートワークショップに参加して、冒険で訪れた場所に触発されたアート作品を作ることもできます。
船中泊
13日目 ラ・セレナ 海から段々と丘をのぼった所に位置するラ・セレナは、アベニーダ・デル・マール沿いをはじめ、美しい砂浜に恵まれています。チリで2番目に古いこの街には、新植民地時代の独特な雰囲気が漂っています。近代的な建物と、丁寧に修復された約30の石造りの教会(中には350年前のものも)など、古典的な建築物が混在しています。もし、教会が同じように見えてきたら、鐘楼のスタイルの違いで見分けるとよいでしょう。

ビーチや遊歩道、広場を散策するだけでなく、日本をイメージしたハルディン・デル・コラソンなど、手入れの行き届いた公共の庭を散策したり、レコバマーケットで美術品や工芸品を買ったりすることもできます。また、バルマセダ近くのパティオ・コロニアルには、落ち着いた雰囲気のカフェやレストランがあります。
船中泊
14日目 バルパライソ バルパライソの港に到着したら、冒険の航海は終わりです。海を見下ろす急勾配の丘の上に建てられたこのユネスコ登録都市は、モニュメント、教会、歴史的なケーブルカー、流行のバリオ地区、石畳の路地、カラフルな家々、魅力的な広場が迷路のように入り組んでいます。セロス・アレグレとコンセプシオンからの眺めは最高です。また、歴史的な港湾地区には、コロニアル建築、にぎやかな市場、海事博物館や現代美術博物館があります。この色彩豊かで珍しい都市に魅了され、1日か2日、滞在時間を延長してみてはいかがでしょうか。また、ポストプログラムでは、謎の巨人像で有名なイースター島へも行くことができます。
 

乗船代金

   

おすすめクルーズ

©Karsten Bidstrup
クルーズ日数:15泊16日

ディスコ湾の美景、グリーンランド西岸(15泊16日)

使用する船
MSフリチョフナンセン,
出発日

2022年
08月:09

2023年
08月:09,18

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